皆さん、タイの首長族って聞いたことがありますか?
文字通り首が長いタイの有名な少数民族のことですが、写真でみて是非直接首長族に会ってみたい!と思いますよね。
でも実際どこに行ったら会えるの?初めてだから観光ツアーがどんな感じか知りたい!という方いらっしゃると思います。
そこで今回、私が実際に行ったチェンマイの首長族観光ツアーの体験談についてご紹介したいと思います。
ここは首長族に会えるのに加え、象乗り体験もできるので首長族+象乗りを同時に楽しみたい人にもオススメです。
タイの首長族はどこに住んでいる?
首長族とはタイとミャンマーの山岳地帯に住む民族で、女性は首に金色の真鍮(しんちゅう)リングを纏っていることで有名です。
首長族は、タイとミャンマーの国境付近のメーホンソンという地域に住んでいます。バンコクからだとバスで14時間、チェンマイから8時間半かかります。
チェンマイの首長族観光ツアー
首長族の村には行きたいけど、メーホンソンにいく時間はない…という方は
タイのチェンマイにある首長族の村に行く方法があります。
首長族の村は観光地化されていて、ツアーなどで訪れることができます。
今回私はその1つであるメーサー・エレファント・キャンプに行きました。
チェンマイ市内から車で約30分のところにあります。1976年のオープン以来、象の調教から保護までを行うキャンプです。
象のキャンプ?と思うかもしれませんが近くに首長族の村があり、象乗り体験と一緒のツアーになっています。
次に実際に首長族の村に訪れたときの様子について、ご紹介します。
タイの首長族の村へ
メーサー・エレファント・キャンプのツアーでは象乗りとショーの後、牛馬に乗って首長族の村に向かいます。
牛馬から降りて少し歩くと、首長族の村の入口があります!
先を進むと大きな広間が見えてきて、そこにはお店が20軒ほどずらーっと並んでいました。
タイの首長族の人たちとご対面
お店に入るとそこには首長族の人たちが!
本当に首が長い!!首長族のことはネットでは調べていましたが、実際に対面するとやっぱりびっくりしました。真鍮リングを外したら首はどうなっているのだろうとちょっと想像してしまいました…
お店では真鍮リングをつける体験や首長族の人たちと記念写真が撮れます。
(※お店によるのですが、お店の物を買わないと写真を一緒にとってくれないところもありました)
お店には、首長族の人形や本人たちが機織り機で作ったストール、ポーチなどが売っていました。首長族のグッズはバンコクやチェンマイであまり売っていないので、私も買っていきました!
こんな美人さんも!!店番をしている人は年配の方から20代の若い人もいました。入口近くのお店は年配の方が多く、奥にいくほど若い人が多い気がしました。お店の並びにも順番があるのですかね?
時間帯は分かりませんが、この時は首長族のダンスのショーもたまたま見ることができました。なんというかダンスなんですけど、本人たちのダンスに切れがなくやる気があまり感じられませんでした(笑)
タイの首長族の人たちの暮らし
お店の奥には首長族の人たちが暮らしている家が立ち並んでいます。彼らが暮らしている家は掘っ立て小屋で、首長族の人たちの暮らしはそんなに良くない印象を受けました。ここのエリアは公開されているエリアではないらしく、家の中には誰もいませんでした。
タイの首長族の村を訪れた感想
お店も20店舗ほどしかなく、滞在時間は30分あれば十分、というところです。
首が長いのは年配の人だけで、若い女性は私たちとはあまり変わらない気がしました。ここでも伝統が失われつつあるんですかね…
また、首長族のひとたちも生活が大変なのか、観光客が来るとすぐに寄ってきて、物を売ろうという目が怖かったです(汗)
チェンマイの首長族の村は完全に観光地化されています。
首長族の人たちに会って写真などは撮れますが、彼らの日常の自然な暮らしに触れるということは難しいと思いました。
首長族の人たちは観光客の見せ物となって生計を立てている、そういった現状も知ることができました。
まとめ
チェンマイのメーサーエレファントキャンプでは、首長族の日常の暮らしに触れる、ということはできませんが、会って記念に写真を撮るくらいで良いという人におすすめです!
ツアーでは象のショーもあるので、象も首長族も浅く広く観光したい人はぜひ行ってみてください!